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米国で日本文化がどのように受け入れられ、共生してきたかについての研究-家庭生活や異文化交流に着目して-

#女性研究リーダー研修(在外・国内)
2025/03/11

教育学科
准教授 吉井 美奈子
在外研修

現在、米国ケンタッキ州ーにあるNorthern Kentucky Universityに娘を帯同して留学しています。ここでは、多文化共生や日本文化、日本語に興味を持つ背景、学習方法について研究しています。この地域では、日本や日本文化に好感を持ってくれる人が多いように思います。大学には日本文化クラブがあり、書道や折り紙等、日本文化の体験をしたり、留学を希望する学生に向けて、日本に留学経験のある学生が様々な「日本での生活」について紹介したりしています。私も参加していますが、学生ら自身が主体的に日本文化を知ろうとしているところが素晴らしいと思いました。娘を帯同して留学したことにより、私も娘の現地校の保護者ボランティアへの参加や、先生方との交流の場もあり、アメリカの学校教育についても学ぶ機会を多く持つことができました。これらの経験により、私の人間関係の幅も一層広がったと思います。渡米して初めての場所での生活や、運転免許取得や車の購入等、苦労することも多いですが、いつも誰かが助けてくれ、縁に恵まれた滞在となっています。物価の高さと円安に苦労する日々ですが、米国生活を紹介するSNSを見て、色々な卒業生が連絡をくれるなど、発信することの大切さも感じました。今後も多くの方と繋がりながら、研究を進めていきたいと考えています。


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