



第2回サイエンス・コモンズ セミナー「異分野融合研究で考える食の未来」が7月24日(水)に中央キャンパス研究所棟1階サイエンス・コモンズで対面とオンラインで開催されました。本学教職員をはじめ、大学院生や学外から対面とオンラインで計16名が参加しました。
本学は令和5年度 文部科学省科学技術人材育成費補助事業 ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(女性リーダー育成型)に選定され、女性研究者の育成や支援に力を入れています。「サイエンス・コモンズ セミナー」はその取り組みの一つで、様々な分野の研究者同士の交流や分野架橋の共同研究につながることを目指しています。
第2回は、食創造科学科の本田智巳先生を講師として招き、「異分野融合研究で考える食の未来」について解説していただきました。高橋享子副学長が開会の挨拶とともに当セミナーの意義についてお話しされた後、本田先生よりレクチャーがありました。
レクチャーでは、調理学を基盤に持続可能な食生活を目指す研究や、オンラインSDGsワークショップ「GAstroEdu」の取り組みが紹介されました。フードリテラシーの育成を通じて、持続可能な食生活と社会課題の理解を深める教育の必要性を強調しました。
その後は、異分野融合には異なる分野の人と議論し、その分野の言語や考え方を理解することが必要という考えから、「レモン」について自身の専門(得意)分野から考えられること・取り組めそうなテーマなどを自由に述べるワークを行いました。
参加者からは「ワークショップの仕方や学生を巻き込む方法が参考になった」「とても楽しい進め方をしていると思った」「フレッシュな話を聞いて視点が広がった」などの声があり、研究に対する理解が広がる場となりました。
\第3回サイエンス・コモンズ セミナーのご案内/
日時 | 2024年9月25日(水)17:30~19:30 |
---|---|
場所 | 研究棟(Ⅰ)1F サイエンス・コモンズ |