2025年9月16日(火)に中央キャンパス・公江記念館(KM館)7階にて、「第2回大学院生交流会」が開催されました。大学院生9名、大学院進学に関心のある学部生11名、教職員5名の計25名が分野を超えて集い、活気ある会となりました 。
交流会の目的
本学の「大学院生交流会」は、若手研究者の育成と大学院の活性化を目指し、女性研究リーダー育成推進センターが2024年度から企画しています。2025年度からFD推進委員会と共催となり、大学教員(ファカルティ)を目指す、あるいは教育・研究活動に携わる可能性のある大学院生が運営を担うことで、ファカルティとしての知識やスキルを実践的に習得することを目的としています。
運営メンバーの挑戦と成長(この文章は、交流会を運営した大学院生自身が執筆しました)
今回の企画・運営は、新たに1名が加わった計3名の運営メンバーで行いました 。第1回が院生生活や研究に関するディスカッションだったのに対し、第2回となる今回は、参加者全員に新たな学びをもたらすべく「研究ライフ紹介」という新しいアイデアを採用し、先輩研究者(大学院生や教職員)の研究内容ではなく、その生活やこれまでのキャリア、今後のライフプランなどに焦点を当てました。
全ての参加者に新たな学びがある企画を目指し試行錯誤する過程には難しさもありましたが、当日は多様な立場の参加者にとって非常に参考になる活発な質疑が生まれ、交流の場として有意義であったと実感できました。また、ここは研究者として、あるいは研究者を志す者として互いに学び合い、切磋琢磨できる場であるとも感じられました。今後は、発表者・参加者の各ブースでの交流に留まらず、全体でのつながりをさらに深められるよう、内容や形式を工夫していきたいと考えています。
運営メンバーに加入した大学院生の声
私は、修士課程の頃から何度も院生交流会に参加し、そのたびに新しい出会いや学びの広がりを実感しました。大学院進学前後に抱いていた悩みや不安、そして初心を忘れず、参加者に寄り添った企画・運営に携わりたいという思いから、博士課程進学を機に運営メンバーに加わりました。交流会当日は多くの方にご参加いただき、初めは接点のなかった参加者同士が、終了時には互いに語り合い交流を深めている様子が印象的でした。このような交流と学びの場づくりに関われたことに、大きなやりがいを感じています。
参加者の声(学びと刺激)
【大学院生の声】
・分野は異なっても同じように何かを追求するという共通の活動をしている方々のお話を聞くことは、刺激になりました 。
・私は発表者として参加し基本的なプレゼンの訓練ができました 。毎回の交流会でお会いできる方もいて、知人が増えることで意見が交換でき、大変ありがたく思っております 。
・専攻を越えた繋がりを支援する組織があることが素晴らしいなと感じています 。
【学部生の声】
・とてもためになりました。学部の先輩と関われる機会ができ、とても嬉しかったです!
・社会に出てから院生になった方など、様々な人生経験からあの場におられる意味を見出していて、とてもためになる話が多かったなと感じます 。
・私は大学院に進学するか就職するかで悩んでいたので、発表者の大学院に進学したきっかけを聞けてよかったです 。
今後の予定
大学院生交流会は、今後も定期的に開催予定です。最新情報は、以下の方法でご確認いただけます。
◆武庫川女子大学 info@MUSES
◆サイエンス・コモンズ ホームページ
◆サイエンス・コモンズ Instagram(下のQRコードから)







