「プレコンセプションケア セミナー」を10月23日(水)16:30~18:00に中央キャンパスで開催しました。大学院生や学部生、教職員14名が参加しました。
プレコンセプションケアとは、妊娠前のヘルスケアのことで、若い世代から将来のライフプランを考えて、今の自分の体の状態や生活と向き合うこと、将来の妊娠・出産を選択できるよう健康づくりや命の大切さについて学ぶことをいいます。
女性研究者や学生らのキャリア形成のために、プレコンセプションケアについて知っておくことは大切であると考え、プレコンセプションケアを推進する兵庫県と連携し、女性研究リーダー育成推進センター主催で「プレコンセプションケア セミナー」を企画しました。
セミナーでは、公益社団法人小さないのちのドア代表で、助産師である永原郁子氏から、妊娠・出産の選択を含めた将来設計のために、妊娠と出産、性知識など今から知っておきたい、考えておきたいことについて話を伺いました。その後、グループワーク形式で、永原氏や兵庫県の職員と一緒に意見交換をする時間が設けられました。
セミナー後には、参加者から本セミナーまで“プレコンセプションケア”という言葉を知らなかったけれど、プレコンセプションケアについて理解できました。自分の将来につながる大切な話で、自分の人生を見つめる機会となりましたという声が聞かれ、参加者にとって貴重な時間になったようでした。