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第2回MUKOJO研究ポットラック 開催しました

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第2回MUKOJO研究ポットラックが7月25日(木)、中央キャンパス研究所棟1階サイエンス・コモンズで開催され、本学教職員計17人が参加しました。

本学は令和5年度 文部科学省科学技術人材育成費補助事業 ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(女性リーダー育成型)に選定され、女性研究者の育成や支援に力を入れています。「MUKOJO研究ポットラック」はその取り組みの一つであり、研究者同士がそれぞれの研究を共有することで、仲間と出会い新しい研究を育てる場となることを目的に開かれています。

第2回のテーマは「地域のダイバーシティを考えよう」。本学英語グローバル学科の加藤丈太郎講師と経営学科の藤井善仁助教が話題提供し、ジェンダーや外国人をはじめとする多様な人材と地域の持続性について考える機会となりました。

話題提供では、加藤講師がベトナム人を中心に、日本における外国人・移民問題に関する研究を紹介。移民の主体性に着目し、外国人は地域に暮らす移民という視点による外国人との関わりの重要性を述べました。

また、藤井助教は、令和6年度能登半島沖地震の復興支援を通じた調査を事例に、ジェンダーギャップや地域のレジリエンスに関する研究を紹介。被災地調査から見えた女性の社会参画を阻害する要因等の気づきを示唆しました。

その後の参加者を交えたディスカッションでは、差別と区別の違い、配慮や遠慮が地域や組織における疎外要因となりえるのではないかと、様々な立場から議論がなされました。今後、学内共同研究として立ち上げられるよう引き続き検討を行います。

「MUKOJO研究ポットラック」では、今後も社会、経済、キャリア、子育・介護、家族、健康、医療、ジェンダー、地域、環境など、多様なテーマを取り上げていきます。

第3回の8月21日(水)は、第1回「女性のウェルビーイングを考えよう」、第2回「地域のダイバーシティを考えよう」の参加者を中心に、各回のテーマをさらに深堀していきたいと思います。

\第3回MUKOJO研究ポットラックはこちらからお申し込みください/

日時2024年7月25日(木)16:40~18:00
場所研究棟(Ⅰ)1F サイエンス・コモンズ