第1回MUKOJO研究ポットラックが6月28日(金)、中央キャンパス研究所棟(I)1階サイエンス・コモンズで開催され、本学教職員をはじめ、大学院生や企業関係者など計19人が参加しました。
「MUKOJO研究ポットラック」は、研究者同士がそれぞれの研究を共有することで、仲間と出会い新しい研究を育てる場となることを目的に開かれています。
第1回のテーマは「女性のウェルビーイングを考えよう」。
本学経営学科の高橋千枝子教授と生活環境学科の竹本由美子准教授が話題提供し、
女性を取り巻く様々な課題について考える機会となりました。
話題提供では、高橋教授が、女性特有の疾患に注目した研究や生理用品の開発など、Z世代の女性のニーズに応える製品を、ゼミ生とともに開発していることを紹介。「二十歳前後の女性をターゲットにした研究ができることが魅力」と述べました。
また、竹本准教授は、エアコンの快適温度の違いや冷え性、着圧ソックスの効果など、多岐にわたる男性と女性の生理的・身体的特徴の違いに関する研究を紹介。「女性のウェルビーイングについて女子大だから発信できるものがあるはず」と語りました。
その後の参加者を交えたディスカッションでは、「女子大だからできること」、「武庫女から発信できること」が話し合われ、
健康診断を活用した大規模調査による学生の健康管理に関する研究など様々なアイディアが出ました。
今後、学内共同研究として立ち上げられるよう引き続き検討を行います。
第1回MUKOJO研究ポットラックのキーワード
「ウェルビーイング」「Z世代女子のフェムテック」
「女性たちの健康管理」「正しい知識の啓蒙」
「男女・多様な人の理解と配慮。身体的なことも含めて」
「女性に対する災害対応力の強化(配慮)」
「MUKOJO研究ポットラック」では、今後も社会、経済、キャリア、子育・介護、家族、健康、医療、ジェンダー、地域、環境など、
多様なテーマを取り上げていきます。